
生物接触ろ過処理は、自然界における自浄作用を特定の装置内で再現し、微生物がもつ本来の分解機能にろ過機能を加えた方法で、水中に含まれている臭気物質やアンモニア性窒素、その他濁質分などを効果的に取り除きます。この際微生物が付着する面積が小石よりはるかに広い多孔質なろ過材をろ過槽内に充填することで、安全で効率的に浄化することができます。
鉄バクテリアを用いたヒ素除去では特殊ゼオライトろ材に鉄バクテリアを繁殖させ、溶解性鉄を栄養塩として供給し、バクテリアにより除去される鉄析出物(γ-FeOOH)に砒素を吸着して除去します。
生物処理の一例として除鉄・除マンガン処理における処理フローを以下に示します。
生物接触ろ過槽を設けることで従来の凝集沈殿池は不要となり、凝集助剤や酸化剤の薬品代も安価となります。
鉄バクテリアを用いたヒ素処理に関する処理原理は次の通りです。
兵庫県川西市 ヒ素濃度0.3mg/L、鉄7mg/L、りん3mg/Lの難処理性の地下水のヒ素を高効率鉄バクテリア法にてヒ素濃度0.04mg/Lに低減化しました。
更に後段のREAD-As樹脂塔によりヒ素は0.002mg/Lまで処理され、放流されております。

※ これら以外の水処理設備についても取り扱っておりますので、弊社営業部までお問合せください。