
リードエフ事業とは、希土類吸着剤(Rare earth adsorbent)の頭文字を持って名づけられた事業であり、この希土類吸着剤を使った水処理・土壌処理を主として進めております。
リードエフ吸着剤は、海水中からのホウ素除去技術を基として開発された吸着剤であり、その開発過程で他の元素に対しても吸着効果があることが確認され、現在ではフッ素、ヒ素、ホウ素、リン用など、各種商品を取り揃えております。
吸着のメカニズムは、吸着剤の主成分である無機水酸化物の水酸基と水溶液中に溶存する各種陰イオンとのイオン交換であり、これによって水中の有害物質を吸着しております。
リードエフシリーズの吸着体のうち、多くの製品の主成分である含水酸化セリウムについて、各種イオンに対する吸着量とpH依存性のグラフを以下に示します。

このように様々な元素に対し吸着性能を発揮し、通水条件によって選択性の高い吸着剤として使用することができることから、特に選択性の高いフッ素、ヒ素、ホウ素等の吸着剤が開発され、20年以上の販売実績を持っております。
現在も様々な水処理の現場にてお使い頂いており、この技術を応用して土壌汚染処理用薬剤や放射性物質除去用吸着剤の販売も開始しました。更にこれまでの技術の蓄積を生かし、生物処理や土壌処理に関するご提案なども行わせていただいております。
弊社にて現在取り扱っている製品及び技術を以下に紹介します。
水処理用吸着剤[リードエフシリーズ]は、水中に含まれるフッ素、ヒ素、亜ヒ酸、ホウ酸等のイオンに対して、高い選択性を有し、水の高度処理化に最適な吸着剤です。
吸着剤の内部写真



吸着剤[リードエフシリーズ]の特徴として、吸着剤内部に微細な空隙を多数有することで、内部まで水が浸透しやすいため、吸着体との接触面積が大きいことで高い吸着性能を有しています。
吸着剤は使用後、再生を行うことで繰り返し使用することができますので、ランニングコストを抑えることが可能です。
また吸着剤に使用している原料は、安全性が高く飲料用途向けの商品群も保有しており、実際に多数の飲料用途としての実績がありますので、安心してお使いいただけます。
この他、水処理用吸着剤とは別に、凝集沈殿処理によるホウ素処理を行うことができるホウ素用凝集材[カテナチオアクア]を販売しております。この薬剤は従来の硫酸バンド-消石灰法に比べ少ない薬剤添加量で済み、汚泥の発生量を抑えることができます。
水処理用吸着剤の詳細については、以下のページをご参照下さい。
また、吸着剤導入時のプラント設計の考え方をまとめたページを準備しております。

2011年3月11日に発生した東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故に端を発した放射性物質の漏洩について、吸着剤メーカーであり福島に工場を置く被災した一社として、この問題に寄与すべく新たにセシウム吸着剤[READ-Cs(Fe)]を開発致しました。
READ-Cs(Fe)は水中のセシウムを吸着・除去するための吸着剤です。
なお、これ以外にも震災前に上市しておりましたセシウム吸着剤[READ-Cs(Co)]、ストロンチウム吸着剤[READ-Sr]の他、水処理用吸着剤として販売している[READ-B]をヨウ素、アンチモン処理用として販売を行っております。
吸着剤の写真
![[READ-Cs(Fe)]の外観写真(×100)](images/readf/img_01n_2.jpg)
![[READ-Cs(Fe)]の割断面(×500)](images/readf/img_01n_3.jpg)
放射性物質除去用吸着剤の詳細については、以下のページをご参照下さい。

弊社では土壌の改良剤として、吸着層工法に用いられる[ウィークスシリーズ]と、全土不溶化に用いられる[カテナチオシリーズ]を取り扱っております。
これらの資材は ヒ素、クロム、セレン、ホウ素、鉛などの有害物質を含む汚染土壌の処理に用いることができ、単位吸着量が大きいため薬剤添加量が従来の薬剤よりも少なくても効果が発揮されます。
吸着剤の外観写真[ウィークスシリーズ]
![[ウィークス-RE]の外観写真](images/readf/img_01n_4.jpg)
![[ウィークス-RZ]の外観写真](images/readf/img_01n_5.jpg)
土壌吸着剤の詳細については、以下のページをご参照下さい。
上記に挙げた商品群の他に、水処理の様々な案件に対応すべく、技術のご提案や設備販売を行っております。具体的な内容は以下のページをご参照下さい。

これら製品のご検討ご使用にあたりましては、詳細につき弊社営業部までお問合せ下さい。
新たな商品の開発についても随時行っておりますので、記載されていない内容についてもお気軽にご相談下さい。