
レシピ:髙城 順子
昆布、お酒、塩だけのシンプルな味付けで、色も美しく、ブリ本来の旨みをひきだします。色々な野菜といっしょに調理することで、栄養バランスの良い一品となります。大根を薄いリボン状にしたことで、煮込み時間は、わずか10分とスピーディに仕上がります。普段の照り焼きと趣向を変えて、野菜もさっぱりと食べられる気軽に挑戦したい一品です。
(4人分)
- ブリは塩小さじ1/2を振り10~15分置き、鍋に湯を沸騰させ、火を止めた所に入れ白くなったら水にとり、血合、ウロコをとる。
- 大根はピーラーでリボン状にする。
水菜は5~6cmに切る。しめじは石づきをとり、小房に分ける。
- 鍋に昆布、生姜の薄切り、酒、水と合わせ、弱火にかけ、沸騰したらブリ、大根、ネギ、塩小さじ1/2を入れ、5分煮た後、水菜を加え2~3分煮る。
ブリは余分な水気を切った後、身を引き締めて臭みをとり、旨みを逃がさないためにあらかじめ塩を振っておきます。一度湯通して血合いを取るのは、煮ることによって出てくる特有の生臭みをとるため。
食感を邪魔するウロコを丁寧に取り除きましょう。