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日本海水は、福島県いわき市の小名浜工場、兵庫県赤穂市の赤穂工場、香川県坂出市の讃岐工場の3つの製造拠点により全国をカバーしています。大規模工場様から小売販売店様まで、スピーディーで安定した製品の供給が可能です。
各工場近くの海岸から汲み上げられた海水は、まず精密なろ過で、水道水(平均値)の10倍以上にまで浄められます。その海水をイオン交換膜によって効率よく塩分濃度を濃縮します。この工程では、100万分の1oレベルの微細な汚れや不純物の除去も同時に行います。こうして純化された海のエッセンスは、蒸気の力で煮詰められ次第に私たちになじみのある塩の姿をあらわします。
日本海水の工場で行われている塩づくりのプロセスは、採かん(海水を濃縮する)・煎ごう(煮詰めて水分を飛ばす)の工程からなる伝統的な日本の製塩法を受け継ぎ、それを高度に洗練させたものです。

<ろ過工程> 汲み上げた海水は2回の砂ろ過を行い水道水(平均値)の10倍以上の清浄度となります。
<採かん工程/イオン交換膜透析槽> 日本初の画期的な製塩方法であるイオン交換膜は海水中のわずか3%しかない塩分を効率的に約20%まで濃縮し、かつ目に見えない海水中の有害物質を取り除きます。
<煎ごう工程/真空蒸発缶> 真空蒸発缶で海水を煮詰めることで一般塩が出来上がります。複数ある真空蒸発缶はそれぞれの缶の中の気圧が異なり、熱エネルギーを効率よく使用することができます。
<煎ごう工程/平釜> 工場ごとに特色をもった平釜で煎ごうした特殊製法塩はバラエティ豊かな商品群を生み出しています。
<中央制御室> 工場内の設備は全てこの中央制御室で管理しています。
<充てん工程> 出来上がった塩は袋詰めされ全国へ配送されます。
一般塩は、厳密な食用塩の安全衛生ガイドラインに基づき、製造工程を厳しく管理しています。また全ての製造工程でISO9001及びISO14001の認定を取得するなど、徹底した品質管理と環境マネジメントに努めています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 不溶解分 | 0.01%未満 |
| 溶状 | 無色透明 |
| 重金属 | 10r/s 以下 |
| ヒ素 | 0.2r/s 以下 |
| 水銀 | 0.05r/s 以下 |
| カドミウム | 0.2r/s 以下 |
| 鉛 | 1r/s 以下 |
| 銅 | 1r/s 以下 |
| フェロシアン化物 | 検出せず |
| 一般生菌数 | 300ケ/g 以下 |
| 大腸菌群数 | 陰性 |
世界でもトップクラスの高品質と安定した量産など近代の塩づくりを大きく飛躍させたイオン交換膜を利用した製塩設備を世界で初めて稼働した工場。また、塩づくりだけでなく水酸化マグネシウムやリードエフなどの環境事業への取組は小名浜工場が中心となって進めています。
古くから塩づくりが盛んだった赤穂の西浜塩業組合を前身とする日本海水の中で最も長い歴史を持つ工場。昔から変わることのない日本の伝統的製塩方法を最新の設備で高品質な商品を安定的に全国に供給しています。工場の近隣には、塩に関連した博物館や昔の塩田を再現した公園などもあります。
讃岐工場は、日本最大の塩田があった瀬戸内海に面した香川県坂出市にあります。「讃岐三白」の一つである塩づくりを今に伝えています。瀬戸大橋を間近に望む工場では、昔ながらの塩田を再現したミニ塩田施設もあり、一般塩以外にこだわりの塩も製造しています。
全国の大規模な食品工場様から中小規模の小売販売店様まで、製塩メーカーでは唯一の国内3つの製造拠点を活かしスピーディーで安定した塩の供給を行っています。また日本初の本格的貯塩バンカーにより、貯塩タンクからトラックへ、そしてお客様の工場タンクへと最短で納品する「タンク・ツー・タンク」を実現し物流のスピードアップを図っています。